· 

令和7年度版 第3回 女性会員の活動紹介

農業に興味を持って

 

 私は、山梨のお婆ちゃんがお蚕さんを育てたり、葡萄畑や田んぼ、畑もやっていたので、田舎に帰るたびに手伝ったり、そこで遊んだりしていました。親も片手間に、市から借りた土地で、農業をしているところを見ていたので、自然と農業に興味があったのだと思います。

 

また、まわりの友達も農業の学校へ行ったりしていたので、私も、広報ふなばしで農業ボランティア育成講座の募集を見た時に、ぜひ挑戦してみたいなと思い参加しました。

 

それまでに、家の庭や市の土地を借りたりして、野菜を自分でも育てていましたが、成功したのはさつま芋くらいでした。ほんとに野菜を育てるのは難しく、手間暇をかけないと収穫できないことを、改めて農業ボランティア育成講座と、船橋市援農クラブに入ってから援農に参加していく中で、実感しました。

 

つまり、農業は簡単ではないこと、自然の中で暑い日も寒い日も、重い荷物を運び地道な作業の繰り返しであることなどを実感し、身体を張って作業している農家の方を見て、大変の一言では言い尽くせないなと、そのご苦労が身に染みて分かりました。

 

あと、もう一つ援農を通じて感じたことは、破棄されてしまう野菜の量です。規格はずれや、キズ、傷んだところがあると売り物にはならないのはわかるのですが、味は変わらないだろうな、見た目だけではないのかな...と思ってしまいます。

 

値段を安くして売り出すこと、加工品にしてみることなど、すでにやられているのでしょうが、農産物が高騰していく中、廃棄する野菜を何らかの手段で、もう少し減らしていけたら良いのではと思いました。

 

援農に参加させてもらう中で、学べたことが沢山ありました。ほんとに良い経験をさせてもらっていると思います。これからも、援農を続けていければと思っています。

 

 2025.09 女性会員C